アケビ科アケビ属 分布 本州・四国・九州 花期 4~5月 特徴 山野に生える、落葉性のつる性木本。葉は互生し、掌状複葉で5個の小葉からなり、小葉は長楕円形~長楕円状倒卵形で、長さ3~6センチ、幅1~2センチ、葉柄は3~10センチ。先は少しくぼみ、基部はくさび形、全縁、草質。花は雌雄同株、葉腋から散房状または総状の花序を下垂し、基部に1~3個の雌花、先端に数個の雄花をつける。花弁はなく3個の花弁状の萼片からなり、雄花は淡紫色で、径1~1.6cm、雄しべが6個あり、花柄は1~2cm。雌花は紅紫色で、径2.5~3センチ、雌しべが3~9個あり、花柄は4~5センチと少し大きい。果実(液果)は楕円形~長楕円形、長さ5~10センチ、径3~4センチ、紫色に熟して裂開し、果肉は白色で種子は褐色~黒褐色。 撮影手記 花言葉はに「唯一の恋」とロマンチックである。私が二十代前半、仙台に滞在し休日に南蔵王。その帰りのバス中で、バス助手の女性から乗客に取り立てのアケビを試食にわけてもらい、見かけがややグロい感じがしたけれど、甘く美味しかったという思い出がある。 23年、朝霧高原。アケビの花がたくさん咲いていた。果実なるときに来てみたいが、それだけに行くには少し遠すぎる。 |