危惧種1A類 アカバナ科チョウジタデ属 分布 関東・四国・九州 花期 7〜9月 特徴 水質汚染・農薬の使用により身近な植物が絶滅危惧種になってしまった。水中に生え、黄金色のキンポウゲ科のキンバイソウに似ていることから。高さ20〜50センチの多年草。花は葉腋に単生し、黄色で径約2.5センチ。花弁は4〜6個、広披針形で花弁の先はやや凹み、長さ9〜17ミリ、重なり合うことが多い。雄しべは萼片の2倍数で、2輪につく。萼は4〜6個、裂片は披針形。地中に長く伸びた地下茎から斜上する柔らかな茎を出す。葉は互生、葉身は倒披心形〜長楕円状披針形、長さ3〜7センチ、幅1〜1.5センチ。先は鈍形〜鋭形、基部は細まり、全縁。両面無毛で、基部に1対の深緑色の腺体がある。 撮影手記 撮影した場所は正確に言えば自生地ではない。元自生地というべきである。地元の有志により公園の一角のビオートープに、再現させたもの。私の撮影課題のひとつ。 左 2004年8月1日 東京都 キャノンEOSー1 タムロン90ミリマクロ |