サツキ

ツツジ科ツツジ属ツツジ亜属

分布 本州・九州

花期 5〜7月

特徴

半常緑低木、高さ10〜100センチ。葉は互生し枝先に数個つく。春葉は長さ2〜3.5センチ、幅5〜10センチの披針形。先はとがり、縁には浅い鋸歯がある。質は厚く光沢がある。両面とも扁平な毛がある。枝先に朱赤色の花を1〜2個つける。花冠は直径3〜3.5センチの漏斗形、5中裂し、上側の裂片には濃い色の斑点がある。雄しべは5個。花糸の下半分には粒状の突起と短毛があり、葯は黒っぽい紫色。花柱は無毛。子房には白色の毛が密生する。花柄は長さ1〜2センチ。萼と花柄には白い毛がある。

撮影手記

花もの盆栽で代表的なサツキの野生種。
木曽の観光地「寝覚めの床」のちかくで撮影。河川の岩の割れ間に根をおろしていた。

左 1990年8月1日 長野県木曽郡
キャノンF−1 FD 100ミリマクロ
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