キバナシャクナゲ

ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属

分布 北海道・本州

花期 6〜7月

特徴

高山・ハイマツ林の林縁や風衛草原に生える。常緑低木。高さ10〜100センチになる。葉は互生。枝先に集まってつく。葉は長さ3〜7センチ、幅1.5〜3センチの倒卵状楕円形。基部はくさび形。両面とも無毛。裏面は淡緑色で網状脈が目立つ。枝先に淡黄色の花が2〜10個つく。花冠は直径2、5〜4センチの漏斗形で5中裂し、上側の裂片に淡黄色の斑点がある。雄しべは10個。

撮影手記

北アルプス・雲の平から水晶岳への登りにて撮影。この登りで右足のひざを痛めてしまい、以後は足をひきづりながらの苦しい山行になる。水晶小屋で泊まり、翌日小雨と霧の中、野口五朗岳へ、痛む足をひきづりながら行く。独身最後の山歩き旅における花の撮影は、足痛のため、このキバナシャクナゲが最後になった。

左 1987年7月27日 北アルプス・雲の平
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 1983年7月13日 大雪山 キャノンF−1 FD ズーム35〜70

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