ガクウラジロヨウラク


ツツジ科ヨウラクツツジ属

分布 北海道・本州中部以北の高山帯

花期 5〜7月

特徴

山地・林縁・草原・高層湿原のふちに生える落葉低木。高さ0.5〜2メートル。。葉は互生し枝先に集まってつく。葉身は長さ2〜6センチ、幅1.5〜3.5センチの倒卵形または楕円形。裏面は粉白をおび、脈状に粗い毛が少しある。ふちや表面に毛があるものと無毛のものがある。葉柄は長さ2〜5ミリで有毛。枝先に淡紅色の花が3〜10個つく。花の色は変化が多い。花冠は長さ1〜1.5センチの狭鐘形で浅く5裂し、裂片は反り返る。雄しべは10個。萼片が線状で長さ5〜10ミリと長いのが特徴、ふちに腺毛がある。花柄にもまばらに腺毛がある。ウラジオヨウラクは萼がめだたない。

撮影手記

左の写真は朝露に揺れている尾瀬・至仏山にてガクウラジオヨウラクツツジ。左下の写真はアヤメ平に向かう横田代の木道ちかくに咲いていた。霧雨の露が花弁に。

左 1984年7月15日  至仏山
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 2014年7月6日 至仏山
キャノン50D EF50ミリマクロ
 2014年7月6日 至仏山
キャノン50D EF50ミリマクロ

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