アズマシャクナゲ

ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属

分布 東北・関東・中部

花期 5〜6月

特徴

山地の岩場や礫地の林内に生える高さ2〜6mの常緑低木。  葉は互生し、枝先に集まってつき、葉身は倒披針形〜長楕円形、長さ5〜15センチ、幅1.5〜3.5センチ。先は鋭く尖り、下部はくさび形で葉柄に流れ、縁は全縁。質は革質で光沢があり、表面は無毛、裏面は淡褐色の綿状の柔らかい枝状毛が密生する。葉柄は長さ1〜2.5センチ。若枝や若葉には柔らかい黄褐色の枝状毛が密生する。花は枝先に短い総状花序になり5〜12個つき、花冠は漏斗状鐘形、紅紫色で径4〜5センチ、上部は1/3程度まで5裂する。雄しべは10本、花糸は下半部に短毛が密生し、子房も長毛が密生する。

撮影手記

私にとって撮影の相性の悪い花の一つである。フィルム・ネガでは結構撮影しているが、ボジフィルム・デジタル撮影では、花の時期に合うことなくなかなかアップすることができなかった。18年、庚申山にコウシンソウ撮影に登ったとき、山頂にアズマシャクナゲ咲いているよ。と登山者から聞き、喜んで登ってみたが、ほとんど花の終わりに近く、かろうじて一株満開の花を撮影できた。

左 2018年6月3日 庚申山
キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ

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