絶滅危惧2類 トウダイグサ科トウダイグサ属 分布 北海道・本州・九州 花期 4〜5月 特徴 茎を切ると乳白色の汁が出って、ウルシと同じようにかぶれるから。川岸などの湿地に生える高さ30〜40センチの多年草。茎は太く、葉は互生し、狭長楕円形〜披針形で長さ5〜9センチ。茎頂に倒披針形の5個の葉を輪生し、それぞれの葉腋から5本の枝を散形に出し、その先に杯状花序をつける。花序の下部の苞葉は卵円形であざやかな黄色を帯び、花弁のように見える。腺体は広楕円形で、子房はいぼ状の突起が密生する。 撮影手記 87年、茨城県のK川の河川敷。狭い面積に、珍しい野草が多く、この日もヒメアマナを撮影することができた。ポカポカ陽気で、思わず昼寝をしたくなる。あと数ヶ月すると、やたら暑くて撮影に苦労することに場所になる。 24年40年ぶりに埼玉県の田島ヶ原を尋ねる。40年前と変わらず、サクラソウよりノウルシの方がたくさん生え、原の主のように栄えていた。 |
1987年4月5日 茨城県 キャノンF−1 FD50マクロ |