絶滅危惧2類 シソ科ハッカ属 分布 北海道・本州・(熊本?) 花期 8〜10月 特徴 北海道と本州の湿地にごく一部に生育する。熊本県は、記録されていたたが現状は不明。高さ20〜40センチの多年草。細長い地下茎を伸ばして増える。節には短い軟毛があるほかは、全体的に無毛。葉は対生し、長さ1〜2センチ幅3〜8ミリの長楕円形。花は上部に集まってつき、淡紅紫色で長さ3.5ミリ。萼は無毛だが腺点がある。萼片の先はとがらない。 撮影手記 通い慣れている千葉県山武市の天然記念物・食虫植物自生地の低層湿地にて撮影。ここはボランテァにより保護されている。季節を少しずらすだけで、いろいろな野草に出会うことが出来る。雑草だらけと行った一般見学者に、ボランテァの人が「雑草という名の草はない。みんな名前がある」と、有名な言葉を引用していた。 左 1989年9月11日 千葉県山武市 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |