ユウバリコザクラ

   危惧種1A類

サクラソウ科サクラソウ属ユキワソウ節

分布 北海道・夕張岳

花期 6〜7月

特徴

夕張岳の蛇紋岩崩壊地の斜面にはえる。ユキワリソウやソラチコザクラと比べて、葉裏の白色の粉がややまばらで、葉のふちが細鋸歯状である。花冠の筒部が1〜1.2センチと長く、萼の二倍ある。さらに、二型花柱ではなく、花柱の長さに変異がある点が特異である。
撮影手記

86年、Tさん・Uさん・Kさんと憧れの北海道の三日間の山旅。崕山でトチナイソウを撮影した翌日、夕張岳へ。今回私の山旅の目的のユウバリソウとユウバリコザクラの撮影だ。
息弾まして尾根に出ると、貴重な高山植物のオンパレード。
やや崖の草つきに、ユウバリコザクラが咲いていた。
 
上 1986年6月29日 夕張岳 キャノンF−1  FD100ミリマクロ

トップヘ  サクラソウ科へ