絶滅危惧2類 サクラソウ科サクラソウ属イワザクラ節 分布 長野県 花期 5月 特徴 南アルプスの石灰岩に生える多年草。イワザクラ変種で、イワザクラにくらべて、刮ルが短く、曲がっている。葉姿も全体に円形。葉身は円形から楕円形。花時は直径5センチ。ふちに浅い欠刻がある。葉の展開時には表に毛があるが、すぐに脱落する。花は紅紫色から淡紅色。直径2.5センチ。筒部は長さ1.2センチ。 |
撮影手記 86年、KさんTさんMさんと、南アルプスのある山へ。車で林道で行くところまで行き、道なき道を登る。露出した岩場にシナノコザクラを見つける。やや花が終わり気味で、きれいな開花株を探すのに一苦労。撮り直しをいつの日に期した。 19年、kiさんと長野県伊那市の自生地に行く。。登山シーズン前、地元の観光会社が林道に咲くシナノコザクラやホテイランを目玉にして、バスを運行している。 林道を植物観察しながら下り、帰路のバスは自由に乗車できる。林道脇の岩場にシナノコザクラの見事な群落があり、被写体探すのに目移りするくらいだ。 林道からは、甲斐駒ヶ岳や鋸山の展望が素晴らしく、シナノコザクラの他にも、ホテイラン・チチブシロカネソウ・ミヤマスミレなど、飽きることなく林道を下った。 |