1984年4月29日 埼玉県・田島ヶ原 キャノンF−1 FD50ミリ標準 FD100ミリマクロ |
2017年5月21日 山梨県 オリンパスTG−4 |
絶滅危惧2類 サクラソウ科サクラソウ属サクラソウ節 分布 北海道・本州・九州 花期 4〜5月 特徴 川岸や山麓の湿り気の多いところに生える多年草。全体に白い縮れた毛がある。葉は根元に集まってつき、長さ4〜10センチ。幅3〜6センチの楕円形でしわが多くあり、ふちは浅く切れ込む。葉の中心から高さ15〜40センチの花茎を伸ばし、先端に紅花色の花を散形状に数個つける。花冠は直径2〜3センチ。長さ1〜3センチの高杯形で上部は5裂し、裂片はさらに浅く2裂する。のどは、わずかに白い。萼は緑色で5深裂する。 撮影手記 84年、天然記念物の指定で有名な埼玉県「田島ヶ原」にて初めてサクラソウを撮影。埼玉県の県花でもあり、花期にはサクラソウ祭りという催しが行われている。 田島ヶ原以外でのサクラソウの自生地をみたいと思っていたが、那須で一度終わりかけたサクラソウを見た限りになっていた。 17年、かなりの昔友人から山梨県の高原で撮影したことを思い出し、現地へ。最初見当違いの所探したけれど見つからず、苦労してなんとか自生地へ。サクラソウは小さな群落になっていた。やっと念願が叶った。 24年、40年ぶりに田島ヶ原を尋ねる。40年前は野草撮影に夢中になりだした年で、まだ独身だった私は毎週のように花を追っていた。年は流れ、仕事の引退時期を考えるようになった今、親・子供から解放され、若いころ以上野草撮影に夢中になっている自分がいる。 |