サクラソウ科サクラソウ属エゾコザクラ節 分布 秋田・山形・岩手・宮城・福島県 花期 6〜7月 特徴 亜高山帯から高山帯の雪田の融雪跡や湿った草地にはえる多年草。高さ10〜15センチ。 葉は根元に5〜10枚つき、倒卵形で長さ2〜4センチ 幅1〜1.5センチ。先は鈍く、基部は柄状に狭くなり、上部に大きい5〜9個の歯牙がある。質は肉質で無毛。 花は花茎の先に2〜8個散形につき、花冠は高杯形、白色で花喉部は黄色。 左 2019年7月14日 八幡平 オリンパスTG−4 |
撮影手記 86年、山形県・月山へ夜行日帰りの花旅。当時は山形新幹線はなく、夜行特急にて山形駅へ。早朝のバスで月山の登山口姥沢口から頂上を往復した。 目的の花はミヤマウスユキソウと、このヒナザクラ。雪解けの雪渓の上に咲いていたヒナザクラ。夫婦とその子供の寄り添いのイメージだ。この写真は八年後に誕生した長男。その年の年賀状を使用した 19年、シロバナムシトリスミレを探しに八幡平へ。目的を達成した後、山頂直下に広がる湿原を歩く。時期的にヒナザクラねは終わっているところが多く、撮影は期待できないと思った。が、雪田が消えたばかりの地にヒナザクラの大群落で咲いていた。 22年、月山。雪解けの草地にヒナザクラがたくさん咲いていた。今回の目的、ガッサンチドリとヒナザクラ。20年からのコロナ禍のため大好きなソクラソウ類に合えなかっただけに、ひさしぶりのヒナザクラの再会はうれしかった。私は、やはりサクラソウが大好きだ。 |
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1986年7月27日 月山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |