サンプクリンドウ

   
危惧種1B類

リンドウ科サンプクリンドウ属

分布  本州中部

花期 9月

特徴

高山帯の草地に生える、高さ5〜20センチの越年草。葉は長楕円形から広披針形せ先は丸い。花は淡紫色で茎頂の葉腋に1〜数個つく。

撮影手記

サンプクリンドウ求めて二度目の夜行日帰り山行。しかし前回の一ヶ月前と異なり最悪の登山に。酷暑の夏で体力弱っていたうえでの、強行一人登山。バテバテに六本歯コルを越えて自生地へ。アカイシリンドウ・ヒメセンブリは見つからず、サンプクリンドウのみ撮影。すでに、頭痛と吐き気に襲われ、こらえながら撮影。すぐに下山にかかるが、猛烈な吐き気。胃液まで吐く。重い足取り。一歩一歩が非常につらく、なかなか前に進まない。時間を倍かけて、苦しみながら下山。なんとか広河原にたどりつけた。
途中、追い抜かれた登山者から頂いたチョコレートが、大変おいしく感じられた。

1992年9月6日  北岳
キャノン F−1 タムロン90ミリマクロ

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