絶滅危惧2類 リンドウ科センブリ属 分布 本州・四国・九州 花期 10〜11月 特徴 和名につく、イヌの名前は植物用語では役に立たないという意味。つまり、センブリと異なって薬効はない。山野の湿地に生える、高さ5〜30センチの1〜2年草。茎はしばしば良く分枝し、葉は倒披針形。花は円錐状につき、花冠は白色で5裂する。基部に2個7の密腺があり、そのまわりに長い毛がある。 撮影手記 千葉県山武郡の成東・食虫植物自生地は、かなり通っている。がイヌセンブリを撮影できたのは86年一度きりだ。枯れ果ている湿地のすみにイヌセンブリが咲いていて撮影することができた。その後も開花時期に訪ねたが、ホソバリンドウは咲いていたが、イヌセンブリには再開できていない。 23年、37年ぶりにイヌセンブリを撮影。横浜市で保護しているところで、撮影していると同好の人たちが数多く集まりました。 |