リンドウ科センブリソウ属 分布 北海道〜九州 花期 8〜10月 特徴 山地の水辺や湿地に生える2年草。茎は緑色で高さ60〜90センチになる。根生茎は大型の長楕円形で花時はなくなる。茎葉は卵形または披針形で長さ5〜12センチ。先はとがり、基部はくさび形で鋸歯はなく、3脈がめだつ。茎頂で枝を分け、白色の花を開く。花冠は直径2センチほど。和名は花冠の裂片に黒紫色の斑点が夜明けの空にみたてたもの。 撮影手記 94年 ハイキングサークルAの8月の例会で入笠山を登る。大阿原湿原にてアケボノソウを購入したばかりのイオス−1で撮影。明るい湿原で、晩夏から初秋の野草が数多く咲いていた。 高尾山にアケボノソウが咲いていると聞いたのが15年。なかなかタイミングあわず17年にやっと撮影できた。ただ、後日、ここの自生地は疑問がつくことがわかった。たしかに昔数は少なかったけれど自生していたが、大雨による土砂崩れにより絶滅した。その後、誰かが種を植えて増やしたそうだ。今では知る人ぞ知る有名な自生地になってしまい、なかには、お金を取って案内する人(自称 高尾野草撮影家・並びシモバシラ彫刻家)もいる。 20・21年、トラキチラン撮影後、エンビセンノウ自生地に行きアケボノソウも撮影することができた。 21年高尾山において、本来の自生地らしきところにより撮影出来た。 22年、今や有名なところになった高尾山の自生地で撮影。たくさんの人が撮影に来ていた。 |
2021年10月3日 高尾山 オリンパスTG−6 |
2022年10月23日 高尾山 オリンパスTG−6 |