危惧種1B類 ムラサキ科ムラサキ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 6〜7月 特徴 根は太くなり、シコニンという色素を含み、昔から染料に、薬用に使われていた。山地に生える多年草。近年ではきわめて希。茎の高さは30〜60センチ、上部で枝分かれし、葉ともに粗い毛が多い。葉は互生し、披針形で長さ3〜7センチ、花は白色で直径8ミリ。 撮影手記 93年、かっては紫色の染料に、使われていた。聖徳太子が活躍していた時代、貴族で一銀階級の高い位に紫の色であった。今や、幻の花。貴重な野生ランを撮影した後、同じ山にて偶然見つけて撮影した。この日は二つの貴重なる野草を撮影できて、ラッキーだった。 16年広大なる富士山麓に広がる草原の中に、数株ずつムラサキの花を見ることができた。 |