1991年8月18日 茨城県 霞ヶ浦 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
2022年8月14日 埼玉県加須市 オリンパスTG−6 |
絶滅危惧2類 ミツガシワ科科アサザ属 分布 本州・四国・九州 花期 6〜8月 特徴 池や沼などに生える多年生の水草。地下茎は水底の泥の中を長くはい、太くて長い茎を出す。葉には長い柄があって水面に浮かび、直径5〜10センチの卵形または円形。基部はやや深い心形で、やや楯形に葉柄につく。ふちは波状の鋸歯があり、裏面は褐紫色を帯びる。葉脇から花柄を数本だし、黄色の花を水面に開く。花冠は直径3〜4センチで5深裂し、裂片の先端はへこむ。縁は糸状に細かく裂ける。雄しべは5個、雌しべは1個。 撮影手記 91年、湖沼の岸辺のコンクリート化により、急激に姿を失いつつある。霞ヶ浦では、今アサザの復活活動が盛んになっている。いつの日か絶滅危惧種のリストから消えて欲しい。91年夏、Mさんと霞ヶ浦へ。トチカガミを途中で撮影しながら湖岸へたどりつく。数は少なかったけれど、湖面に浮くアサザを撮影できた。 22年、友人と渡良瀬遊水地・羽生を訪ねた後、加須市のオニバスの自生地へ。オニバスはついた時間が遅かったため花は開いてはいなかったけれど、変わりにアサザを身近に見ることができた。 |