キキョウソウ

キキョウ科キキョウ属

帰化植物 北アメリカ原産

花期 5〜6月

特徴

茎は直立し下部でまだらに分枝する。高さ60センチくらいの一年草。葉は無柄の心臓形で下面有毛で互生し、縁には鋸歯。葉脇に数個の5深裂の花をつけ通常紅紫色の花をつける。

撮影手記

今では都心の道ばたや公園脇に普通に見ることができる。私が学生時代「帰化植物図鑑」を見たときに帰化植物でもこんなにきれいな花ならば見てみたいと思った。
結婚した翌年に岩手県の陸中海岸旅行中に道路脇で見つけた、撮影しなかったことに当時は悔やんだ。その後、私に子供が二人でき、幼い子供を連れてお台場へ。そのとき街路樹の根元にたくさん咲いていた。が夕暮れ時だっため三脚なしの手撮りでは写真はすべてブレていた。
近くの公園の花壇の中に雑草としてキキョウソウが咲いていたのを見つけた。撮影しようとカメラを持って行くと、そのときは決まって草の刈り取りの後で、すべて消えていた。やっと`11年に撮影できた。毎年刈り取られても毎年種子により出現する。日本に定着した帰化植物が持つ生命力・子孫繁栄力の強さだと思う。

左 2011年5月10日 品川区二葉町
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ

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