2006年10月9日 長野県飯田市 キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ |
2018年10月21日 高尾山 オリンパスTG−4 |
2018年10月21日 高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ |
キク科オニタビラコ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 8〜11月 特徴 薬師堂のそばで最初にみつけられたことから。また薬用として用いられていた等の由来がある。山野の日当たりの良いところに生える二年草。高さは0.3〜1,2メートル。全体に無毛で、よく分枝する。根出葉はさじ形で固まってつくが花時には枯れ、茎葉は互生し、楕円形〜倒卵形で長さ5〜10センチ、幅2〜5センチ。基部は茎を抱く。花は枝先や葉腋に多数つき、黄色で径約1.5cm、花後下を向く。総苞は長さ約7ミリ、下部は膨れて硬くなる。 撮影手記 ヤクシソウは秋の山野で普通に見ることができる。そのせいか、つい撮影は置き去りになってしまう。よく見れば美しく魅力的な花なのだが。 21年、高尾山の人通り多いメインルートで、小ぶりなヤクシソウが咲いていた。なんとなく高山植物的な雰囲気があり、撮影していると、たちまちマネする人がいた。何の花と聞いたので、普通にあるヤクシソウだよと教えた。もし、大変珍しい野草と言えば、そのまま信じて他の人に自慢してしまうかもしれない。と言うのも、最近あきらかにカシワバハグマなのに、ネットでカコマハグマと間違えて配信し、ある程度高尾では知られている花先生(自称)が追認したら、あっという間に広がってしまった。この小ぶりなヤクシソウをたわむれにタカオヤクシソウと言ったら信じられてネットで拡散されたら・・どうなるのかなと思ってしまった。 |
2021年11月14日 高尾山 オリンパスTG−6 |