キク科ヤブレガサ属 分布 本州・四国・九州 花期 7〜10月 特徴 山地の林下に生える高さ70〜120センチの多年草。株が若い時は根出葉は1個で、数年後、栄養が十分になると花茎を上げる。 根生葉は円形で楯状につき、径35〜40センチ、掌状に深裂する。裂片は7〜9個、しばしば2中裂し、最終裂片は幅2〜4cm、鋭尖頭で縁には不揃いな鋭鋸歯がある。葉柄は長さ7〜15ミリと長い。茎葉は2〜3個。頭花は円錐花序につき、花は両性の筒状花のみからなり、径8〜10ミリ。花冠は白色で時に淡紅色を帯び、先は5裂する 撮影手記 若い葉が出た頃は、まさに、名前のイメージにピッタリ。花期には背丈も大きくなり、地味な花をつけ、破れ傘とは思えないくらいに、姿は変わってしまう。花期の写真を撮影していない、私の課題のある野草のひとつ。 左 1995年5月5日 武甲山 キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ |