キク科ウサギギク属 分布 北海道・本州中部以北 花期 7〜8月 特徴 高山帯の乾いた草地に生える高さ7.5〜35センチの多年草。全体に縮れた毛を密生する。葉は下部のものは、さじ形で長さ6〜12センチ、幅2〜3センチ。鈍頭で縁に小さな鋸歯がある。茎葉は少なく、互生し卵状披針形。頭花は茎頂に1個つき、径4〜6センチ。黄色の筒状花のみからなり、花冠の筒状部に毛が散生する。 撮影手記 夏の高山を代表する花で、太陽に向かって陽気に咲く花は登山者に人気がある。90年、学生の集団登山やハイカーでにぎわう木曽駒ヶ岳を妻と登る。前日の霧ヶ峰で挑んだパラグライター教室で張り切り過ぎって体は筋肉痛。そんな体での山登りはきつかった。 18年、北岳。きつい草滑りを登り詰めると、ウサギキク・コバイケイソウ・ミヤマキンポウゲの咲くお花畑。一休みて、ウサギキクを撮影した。 22年、コロナリ流行の煽りを受けて、ここ二年間は、なかなか高山植物咲く山に登ることはできなかった。やっと行動制限の夏。月山を登る。ウサギギクをはじめとする高山植物のスターたちに対面。やっぱり高山のお花畑は良いもんだと思った。 |
1990年7月31日 木曽駒ヶ岳 キャノンF−1 FD50ミリマクロ |
2018年7月15日 北岳 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ |
2018年7月16日 北岳 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ |