キク科ツワブキ属 分布 福島県以西・四国・九州・沖縄 花期 10〜12月 特徴 どちらかというと、庭に植えているイメージが強いツワブキ。初冬の季語にもなっている。葉はフキと同じようにきゃらぶきとして食べられる。高さ、30〜75センチ。海岸の岩の上や崖等に生える多年草。 根出葉は腎心形で、長さ4〜15センチ、幅7〜30センチ。10〜38センチと長い葉柄があり、質は厚く光沢があり、全縁で縁には微鋸歯がある。頭花は散房状につき、黄色で径4〜6センチ。舌状花は長さ32〜40ミリ、筒状花は11〜12ミリ。 撮影手記 三浦半島の先にある城ヶ島は北原白秋の詩碑とウミウなどの野鳥の生育地として有名である。晩秋から初冬の島の海岸縁の草つきの斜面にはツワブキが多く咲く。ところどころに群生も見られる。関東地方の11月となれば咲く花の種類は少ない。しかしここでは、まだまだ海浜の花が多く、楽しませてくれる。 左 1991年11月3日 神奈川県三崎市城ヶ島 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |