ミヤマオトコヨモギ キク科ヨモギ属 分布 関東・北陸・中部 花期 7〜9月 特徴 亜高山帯〜高山帯の岩場や礫地に生える多年草。高さ10〜35センチ。葉は単葉でヘラ形。頭花は5〜10ミリで下を向く。 撮影手記 日本第二位の標高を持つ南アルプスの北岳は、高山植物の種類の豊富な花の名山としても有名である。 94年、私にとって四度目の北岳登山を中学生の頃からの友人Eさんと登る。大樺沢の雪渓を登り、バットレスの岩峰を仰ぎ登り詰めると お花畑が続く稜線に出る。ミヤマオトコヨモギを撮影するころには、無理していた体に頭痛と吐き気の高山病の症状が。撮影そこそこに小屋へ急いだ。 左 1994年8月11日 北岳 キャノンF−1 FD50ミリマクロ |