キバナコウリンカ

 
  1995年7月9日 埼玉県 キャノンF−1 FD50ミリマクロ
絶滅危惧2類

キク科キオン属

分布  群馬県・埼玉県

花期 7月

特徴

石灰岩の岩棚や斜面の崩壊した土壌に生える高さは50センチほどの多年草。頭花は5個くらい。
茎は直立し、くも毛が多い。根出葉は少なく長い柄があり、倒披針形で、長さ約8センチ、質は薄い。頭花は散状に5個程度つき、径2.5〜3センチ。舌状花は黄色で、長さ1.2〜1.6センチ。総苞の下に苞がない。

撮影手記

武甲山をはじめとして埼玉・群馬県の県境の山には石灰岩の山があり、採掘により姿が大きく変わったり、山そのものが無くなってしまっている。叶山のキバナコウリンカは、石灰採取のため自生地そのものがなくなった。
Uさんとキバナコウリンカが咲く貴重な山を登る。岩登りのような道をこえていくと、キバナコウリンカに出会った。いつまでも咲いていておくれよと願いながら撮影をした。

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