絶滅危惧2類 キク科シオン属 分布 東京都・静岡県 花期 10月 特徴 河原に生える多年草。高さ50〜70センチ。茎は葉を多数につけ、上部でよく分岐する。根生葉や下部の葉は花期には枯れる。葉は長さ6〜7センチ。幅3〜5センチ、先は鈍く、基部はしだいに細くなる。頭花は直径3.5〜4センチ。舌状花で白花。 撮影手記 河川工事のため絶滅に追いやられた野草のひとつ。94年に、初めて自生地を訪ねたときは見当違いの場所探して見つからず、95年、再挑戦して撮影することができた。思っていた以上、美しい野ギクだった。 23年、29年ぶりにカワラノギクを撮影に行く。神奈川県寒川町は、町をあげて新たな観光地として相模川河原に咲くカワラノギクを保護し、市のHP等で宣伝している。当地に行くと、ボランテァの人たちから歓迎され、じっくりと説明と案内を受け、さらにPRにしたいと写真やドロンまで使った写真撮影まで受けた。さらに友人はカワラノギクの種をたくさん分けていただいた。 24年、一宮の寒川神社の御朱印を目的に、現地へ。昨年とちがい、ボランティアの人少なく、テントもなかった。昨年と比べて一割の咲きだそうだ。夏の豪雨でだいぶ流されてしまったとか。 |