キク科オグルマ属 分布 北海道・本州・四国・九州 花期 7〜10月 特徴 日当たりの良い山野の湿地に生える、高さ60〜80センチの多年草。茎は細いがかたく、やや密に毛が生える。根生葉は花期にはなくなる。茎葉は長楕円形で長さ5〜8センチ。先端はとがり、基部は茎を抱く。頭花は黄色で直径3.5〜4センチ。枝先に1個ずつつく。総苞は長さ1センチ、幅2センチの半球形。総苞片はほぼ同じ長さで4列にならぶ。 撮影手記 17年は、忍野村にある山に毎月通った。四季折々珍しい野草が咲くからである。八月に訪ねたときは、キキョウ・クサレダマ・カワラナデシコが花盛り。カセンソウも数多く見られ、にぎやかさを増していた。 21年、蒸し暑さに耐え登り、茶屋でカチンコチンに固まったシャーベットを食べ元気を取り戻す。そして、今年は刈り込みから逃げられたカセンソウを撮影する。 |