ハハコヨモギ

   
 1992年7月19日  北岳
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
 2018年7月16日 北岳
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
ハハコヨモギ

キク科ヨモギ属

分布  本州中部

花期 7〜8月

特徴

高山帯の砂礫地・岩場に生える、高さ5〜15センチ。全体に白色の絹毛をかぶる。全体に白色の絹毛があり、花をつけない短い茎の先にロゼット状に葉をつける。ロゼット葉は、葉柄も含め長さ1.2〜4.5センチ。2回掌状に中裂し、裂片は線形。花をつける茎の中部の葉は互生し、さじ形で長さ1〜2センチ、3〜4中裂する。頭花は密に散房状につき、径5〜7ミリ。総苞片は3列。

撮影手記

92年、キタダケソウを見たくて 夜行日帰りで、一人北岳へ。夜通しマイカーを走らせて広河原へ。少し仮眠した後、山頂をめざす。雪渓の登りはきつく、さらに八本歯コルで苦闘。間ノ岳の大パノラマに歓声を上げる。なんとか目的のキタダケソウを撮影。チョウノスケソウも撮影。下山は、雪渓を下るのを避け、頂上をこえて御池小屋へと下ることにした。長い下りに備えリュックにカメラ収める前にハハコヨモギを撮った。

18年、高山病覚悟して登った北岳。時間をたっぷりかけて登ったせいか、六度目の北岳登山にして初めて高山病にかからず、山小屋へ。翌日、ご来光見てから頂上をめざす。岩場の隙間に咲いていたハハコヨモギを撮影をした。

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