絶滅危惧2類 キク科フジバカマ属 分布 関東以西・四国・九州 花期 9〜10月 特徴 万葉の昔から親しまれ、秋の七草の一つ。川の土手に生え、高さ1〜1.5メートルの多年草。奈良時代に中国から渡来されたものという説ともともと日本に自生していたという説があり。近年は後者が有力になっている。葉は短いが柄があり、対生し長さ8〜13センチの長楕円形〜長楕円状披針形。頭花は淡紅紫色で散房状に多数つく。 撮影手記 野生のフジバカマは、今では、なかなか見かけることができない。河川・河原整理・開発などにより、消えつつある。Tさんに自生地を教えていただき、撮影することができた。ここは、大雨により河川の水量が増えたときは、完全に水没してしまうところ。フジバカマの咲く季節は台風などで水没してしまい、撮影できないことがある。 1993年9月19日 茨城県 キャノンF−1 FD50ミリマクロ |