1984年6月2日 アポイ岳 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
キク科タンポポ属 分布 北海道・東北・北関東・中部(標高、高い所) 花期 3〜6月 特徴 多年草。葉は長さ35センチ程。幅2〜8センチの倒針形でやや厚く、羽状に深裂するか、歯牙がある。花茎の上部には毛が密生する。頭花は黄緑色で直径4センチと大きく、小花の数も多い。総苞は開花時には長さ2.5センチ。総苞外片は卵形〜広卵形。内片は細く、背面がやや黒色帯びる日ことがある。染色体は3倍体。エゾタンポポの分布は北海道から東北・関東・中部とされてきたけれど、最近、染色体の違いより、エゾタンポポとシナノタンポポに分かれた。見た目では、区別はつかない。(〜と思う) 撮影手記 エゾタンポポとシナノタンポポ。そんなに細かくわけなくてもいいのでは、と思っていたけれど、やはり異なるそうだ。 そこで、あらためてエゾタンポポの写真は、と探したところ、野草撮影の初心者当時にアポイ岳においてフタマタタンポポと勘違いして撮影したエゾタンポポがあったことを思い出した。ボツにした写真であったけれどよみがえた。 |