アポイアズマギク

上  1984年6月2日 アポイ岳 キャノンF−1  FD100ミリマクロ
キク科ムカシヨモギ属

分布 北海道・アポイ岳

花期 5〜6月

特徴

ミヤマアズマギクの仲間は超塩基岩の山々で隔離され独自の進歩をとげている。アポイアズマギクもそのひとつ。蛇紋岩の岩地に生える。葉面に短毛があり冠毛はやや短く、長さ3〜4センチ。幅2〜4ミリ。葉面に光沢があり、毛は少ない。

撮影手記

アポイ岳は標高1000メートルも満たない山。特殊な気象条件・特別な地質により、ここでしか見られない花は多く、花好きにとっては、あこがれの山であり夢の山である。84年、夜行一泊二日の一人旅は私にとって忘れられない旅になった。

エゾキスミレの咲く岩場の草付きに、咲いていて、ミヤマアズマギクと思い撮影した。後日、この花は各地に変種があることを知り、アポイアズマギクという固有種ということを知る。同じことはユウバリアズマギク キリギシアズマギクも、そうであった。

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