ミヤマハナシノブ

絶滅危惧2類

ハナシノブ科ハナシノブ属

分布 北アルプス・南アルプス

花期 7〜8月

特徴

亜高山帯の草地や林縁に生える草丈40〜50センチの多年草。葉は互生し羽状に深裂する。小葉は7〜9対あり、長さ2〜5センチ、幅0.3〜1.5cm。花は散房花序につき、花冠は淡青紫色で5深裂する。花柄や萼の基部に短い腺毛と細毛がある。萼は3分の2ほど切れ込む。

撮影手記

園芸種のような美しい花。94年高山病に苦しんだ北岳小屋での一夜を明けて、大樺沢まで下り、やっと頭痛から解放され、ひと息入れるとミヤマハナシノブがやさしく向かえてくれた。
18年ミヤマハナシノブを取りなしも一つの目的として北岳へ。草すべりの急登にあえぎながら登る。ミヤマハナシノブ、良い被写体を探しながら行くが、この年は花の開花が早く、なかなか見つからなかった。

左 2018年7月15日 北岳
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
1994年8月12日 北岳
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
2018年7月16日 北岳
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ

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