キタヨツバシオガマ

ゴマノハグサ科シオガマギク属

分布 北海道・北東北

別名ハッコウダシオガマ。

花期 7〜8月

特徴

ヨツバシオガマの地方変異型。高さ20〜60センチの多年草。葉は普通5〜7枚が輪生し、2〜5段になってつく。葉身は長楕円状披針形で長さ3〜7.5cm、幅1〜3.5センチ。羽状に全裂し、裂片は披針形でさらに深裂する。花は長い花序となって7〜12段つき、花は赤紫色で上唇の先がくちばし状に細く尖る。花序には細毛が密生する。

撮影手記

86年、夏スキー客でにぎわう月山・姥沢のリフトをおりて、頂上へ向かう。歩き始めて、すぐに、でっかいヨツバシオガマを見つけて撮影。後日、その花の変種だと知った。ヨツバシオガマの親分のような風格だ。

左 1986年7月27日 月山
キャノンF−1 FD50ミリマクロ

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