サツマイナモリソウ

   
 1990年3月11日 清澄山
 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 1989年4月23日 清澄山
 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
アカネ科サツマイナモリソウ属

分布 関東以西・四国・九州

花期 3〜4月

特徴

山野の木陰に生える高さ3〜10センチの多年草。葉は3〜6ミリの長楕円形卵形。先端は短くとがり、基部は狭まって細い柄になる。茎の先に巻散状の集散花序をつくり、長さ1ミリほどの小花柄のある白花を数個作る。花冠は漏斗形で先は5裂し、長さ1〜1.5センチ。雄しべ5個は花冠からつきでない。

撮影手記

関東では珍しい種に入る。春浅い千葉県の清澄山にて、Mさんと何回も通い、90年にやっと撮影することができた。花茎を見つけて、翌週来てみると、鹿に食べられたりしていたことが多かった。この季節にはヒルがいなくて、心おきなくあるくことができる。
(2008年に、この山を訪ねたSiさんの話によると、暖冬のせいか、3月でもヒルがうじゃうじゃいったそうだ。)
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