オオアリドオシ

   
  2024年5月5日  伊豆諸島キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  オリンパスTG-6
アカネ科アリドオシ属

分布 本州関東以西・四国・九州・沖縄

花期 4~5月

特徴

常緑樹林帯に生える高さ50~100センチになる常緑低木。枝には曲がった短毛が2~3年枝まで残る。刺はアリドオシより短く、長さ2~6mmで、葉の半分以下の長さしかない。葉は対生。大小2形が交互につく。アリドオシよりやや大きく、長さ2〜6センチ、幅6〜20ミリの卵形。葉柄は長さ1〜3ミリ。とげは長さ2~10ミリと、葉の長さの半分以下。葉身は長さ1~5センチ幅0.6~2センチ。

撮影手記

伊豆諸島、山の中にたたずむ神秘的な池の周りの樹林帯に生えていた。アリドオシの違いは葉の刺の長さ。オオとつくのに刺は短い。見上げれば、近くの高木にまだ撮影していない、野生ランが着生していた。いつの日か開花日に尋ねたい。

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