アカネ科イナモリソウ属 分布 関東以西・四国・九州 花期 5〜6月 特徴 山地の木陰に生える高さ3〜10センチの多年草。茎には全体に曲がった短毛が生える。葉は卵形〜三角状卵形で長さ3〜6センチ、幅2〜4センチ。先は尖り、両面に軟毛が散生する。葉柄は長さ3〜10ミリ。花は上部の葉腋や枝先に1〜2個つき、花冠は淡紅紫色、鐘形で長さ約2.5センチ。先は5裂し、裂片は卵形。ホシザキという変わり花もよく見かけられる。 左 2018年5月20日 高尾山 オリンパスTG−4 |
撮影手記 明治の森高尾山、スミレの季節が終わると、セッコク・シャガの花が最盛期を迎える。登山道脇にはイナモリソウが咲き、目を楽しませてくれる。白に青いフリルのついた、おしゃれな花である。 90年代は高尾山のある登山路には、大きな群落があり目を楽しませてくれたが、年々縮小してしまい、今はわずかに見られるだけに。 高尾山のあまり人に知られていない場所にイナモリソウの群生地があり、いつまでも残って欲しいもの。 |
2022年6月5日 高尾山 キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ |
1990年6月3日 高尾山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |
1991年6月9日 高尾山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ |