アカネ科ヘクソカズラ属 分布 日本全土 花期 6〜10月 特徴 日当たりの良いやぶや草地、土手・畑の畦などにごくふつうに見られる、つる性の多年草。茎は左巻きで他の植物や木などに絡み付いて長く伸び、基部は木質化する。葉は対生し、広卵形〜披針形まで変化が多く、長さ4〜10センチ、幅1〜7cm。先は短く尖り、基部はやや心形<、0.5〜5センチの葉柄がある。花は葉腋から短い集散花序を出し、まばらに花をつける。花冠は灰白色、漏斗状で長さ1cm、直径5ミリ。先は浅く5裂して平開する。喉部と内側は赤紫色。 撮影手記 もう一つの名前にサオトメカズラがあるが、ヘクソカズラの名前の方が浸透している。ヘクソカズラなんて気の毒な名前。であるが、下の写真のようにアップでみると、なかなかの美人。鼻を近づけただけでは臭いはなく、茎や花・葉をもんだり、つぶさなければ臭わない。早乙女は、もむと臭くなるなんて解釈はイヤだ。有川浩著「植物図鑑」にも登場するヘクソカズラ。一読を勧めます。 左 2002年6月16日 多摩川 キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ |
2017年8月6日 山梨県忍野村 オリンパスTG−4 |
2019 年8月4日 高尾山 オリンパスTG−4 |