高尾山グルメ?な尾根歩き

高尾山〜陣馬山の尾根道にて

京王線高尾山口駅付近

   
 高尾山口駅周辺には、名物トロロソバを売りにしたソバ屋さんが軒を並べている。冬にはトロロソバのキャンペーンが毎年行われていて、京王電鉄や地元では観光の目玉にしようと一生懸命アピールしている。 私はまだお小遣いに余裕があったころは、下山後ソバ屋さんに入って、ビールとトロロソバを楽しんだ。どのソバ屋さんも個性的であり、ここに来るたびに味比べしてみるのもおもしろいと思う。私個人的には、やはりトロロにはウズラの卵がないと物足りない。山頂付近の食堂のトロロソバは夏季には衛生面からかウズラの卵が入っていないことが多い。残念だけだが、しかたない。
 今より少しでも、お小遣いに余裕を持つようになったならば、駅周辺のトロロソバの味比べという、ささやかな贅沢をしたい。
 
 ケーブル駅前にある売店で、私は山菜おにぎり弁当を昼食用にときどき購入する。 初めて、この山菜おにぎりを買ったときは、これが山菜弁当なの? 観光地なので、ずいぶんとボラれたなあ〜と思った。なんせ、ほんのわずかな山菜と、申し訳ない程度ふりかけられた金ゴマと梅干しひとつ、たくあん二切れ、具のないおにぎりが三つ。これで¥550なんて高い!

ところが、一汗かいた後、この山菜おにぎり弁当の旨さにすっかり、はまってしまった。コンビニの食品添加物たっぷりのくどくどしたおにぎりと比べて、なんて言うか、さっぱり・さわやか系だ。塩味も適度で、喉ごしが実にいい。うまいのだ。

米屋だからわかるが、使っている米がいいし、米の炊き方もベストなのだろう。おいしいご飯には、おかずはいらないと言う。具のないこのおにぎりには、それが言えるいえているはまさにその通り。食べる前と食べた後の評価が、こんなに違うとは思わなかった。だから、つい買ってしまう 
薬王院

ゆり根・山ごぼう・ぎんなん・むかご他の巨大な天ぷらが載るかきあげそば。ボリュームたっぷり。残念ながら太麺のきし麺的なそばは、私個人的には今一つ。これだけの天ぷら山菜そばは見事。ぜいたくでもあり、、お勧めの一品。

天狗ラーメン。香ばしいゴマ味風味のラーメン。山菜もたっぷりあり、麺も汁も、なかなか美味しかった。食べた季節が秋だったので、具のニンジンは紅葉の形に。ゴマが好きな人にお勧め。
 
高尾山頂


高尾山の頂上にトロロ定食が食べられる茶屋がある。美味しいしけれど価格は高いと思うが、いたしかたないか。


左の茶屋で食べたトロロソバ。残念ながらウズラの卵はない
 
  
頂にならぶ茶店にて、冷やしザルソバ。暑い季節にはおすすめ。汁もさっぱりして美味しい。私個人的には、量が少なくて物足りなさがある。ソバは、太麺のきし麺風なので私の好みではない。太麺すきな人には、良いかも。
 

上の茶屋にて購入した山菜おにぎり弁当を
私は一丁平にて、食べる事が多い。富士山の
展望に満足しながら・・あるいは植物撮影の間に。
奥高尾・城山


山へ向かう途中の茶屋にて。トロロザルソバ。真夏の山歩き。暑さによる食欲減のときはおすすめ


なめこ汁。寒い季節のお薦め品である。おにぎりを持参したときには、ありがたい。真夏日には塩分補給に、お勧め。


城山の茶店の名物のおでん。私はビールのつまみとして、セットで注文する。茶屋にはベンチが数多くあり、いつでもにぎわっている。


城山のおでんとならぶ名物のなめこ汁と山麓で
買った山菜弁当。


城山名物のかき氷。これでハーフサイズ。
このサイズでも私には無理。同行した長男は
食べきったが、この上のLサイズ無理とのこと。。
影信山

 影信山には二軒茶店があり、その一つでビール大瓶を注文したときに出た、つけだし。缶ビールにもつくけれど量はこの3分の一くらい。私は右の山菜テンプラともに、注文してここで休むことが多い。

影信山茶屋(二軒)の名物。山菜テンプラ。価格も¥300とお手頃。ビールともに購入して展望を楽しみなながら、ときには読書をしながら、のんびりと過ごす。二つの茶屋の山菜テンプラは微妙に異なっている。


影信山名物のナメコ汁うどん。見た目は今ひとつだけれども、なかなか美味い。

明王峠・陣馬山

 明王峠の茶店で食べた山菜テンプラ。その後、この峠を何度も通るけれど、最近はいつも閉まっている。
 
 明王峠名物の峠まんじゅう。保温されており疲れたときの甘い物は重宝。元気が出る。

 陣馬山名物のけんちん汁 ¥500、ひさしぶりに茶屋をのぞいたら値上がっていた。展望を楽しみながら、遅い朝食・または昼飯代わりに。
 

 
 陣馬山名物のひとつ。山菜うどん。肉厚のしいたけが魅力。

 陣馬山の茶店で注文した山菜テンプラ。ここでも肉圧なしいたけが。
陣馬ソバ。ゆずの甘酸っぱさがいい。

  トップへ  撮影ノートへ