サガミジョウロウホトトギス

   
 1985年9月8日 丹沢
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 2006年9月3日  丹沢
キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ
危惧種1A類

ユリ科ホトトギス属

分布  丹沢

花期 9月

特徴

崖から下垂する30〜6センチの多年草。葉の基部両側に耳片があ。茎頂に集まり、黄色鐘形で下向きに半開する。茎は無毛で垂れ下がり、葉は卵状披針形〜披針形で、長さ7〜14センチ。葉裏の脈上と縁に毛があり、基部は茎を抱く。
花は茎の先に総状に数個、黄色で狭い釣鐘形の花を下向きに咲かせる。花被片の内側には赤褐色の斑点がある。葯は黄色。
  撮影手記

丹沢だけに咲く、サガミジョウロウホトトギス。どこに咲いているのかはわからず、外れ覚悟で84年、丹沢へ一人行く。沢にあるのかなとと思い、ある沢をサガミ〜を求めて遂行。ところが足踏み外して、滝壺に落ちたり、巻き道探しに苦労したり、そのうち、サカミ〜どころではなくなり、がむしゃらに登った。当然、サガミ〜は見つからず。あきらめて尾根道を行くと、なんと偶然に出会え大感激。ただ、足場悪く満足のいく撮影はできなかった。

その後85・06年に挑戦。いずれも、満足行く被写体見つからず。08年Kiさんと、挑戦。ここで、やっと念願をはたした。足場が悪く、苦労して三脚を立てて、撮影。ズボンはドロだらけになり、後日洗濯してもしみこんだドロは落とせないほどに。さらに、ここまで来るまでにバテてしまい、下り道はつらかった。
 
   
 2008年9月7日 丹沢 キャノンEOS40D EF50ミリマクロ

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