ミョウガ

ショウガ科ショウガ属

分布 史前帰化植物

花期 8〜10月

特徴

古い時代に中国から渡来した植物で野生化している。畑や民家周辺などのやや湿った林縁などに群生している多年草。高さ1メートル近くになり、長さ20〜30センチの細長い葉をつける。花序は8月から10月にかけて形成され、地面から少し顔を出す。花序は苞が重なって楕円形になり、新芽とともに、この部分を食べる。花は苞の間から次々と咲く。つぼみは尖った円錐形であり、開くと5cmほどの淡黄色の唇弁が目立つ。尖った内花被の下側に雌しべが出ている。花は1日花であり、次の日にはしぼんでしまう。

撮影手記

22年、山登りを終えて林道を歩いていると、同行者からミョウガが咲いていると。さっそく、林道わきのヤブを分けて撮影。ミョウガ特有の香りとその花の美しさに見とれた。食べ慣れた食材のミョウガであるが、花を見たのは初めてであった。
   
2015年9月27日 高尾山  キャノンEOS 50D EF50ミリマクロ
     
 2022年10月10日 千葉県  キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ オリンパスTG−6

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