ニッコウキスゲ

 1988年8月2日 鳥海山 キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 
1988年8月2日 鳥海山 
キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 2001年7月8日 駒止湿原 
キャノンEOSー1 EF100ミリマクロ
  2001年7月8日 駒止湿原 
キャノンEOSー1 EF100ミリマクロ
ススキノキ科ワスレグサ属

分布 本州

花期 7〜8月

別名 ゼンティカ。最近はエゾキスゲと同一品種の説もある。低山帯から高山帯の草地や湿地に生える多年草。高さ50〜80センチ。葉は両面とも無毛。主脈は明瞭。ふちはざらつく。花序はカタツムリ形集散花序で3〜4個花をつける。雄しべは花披筒につく。

撮影手記

 尾瀬や霧降高原・霧ヶ峰などニッコウキスゲを売りとした観光地や湿原は多い。最近はシカの食害により、数が激減している。
88年、新婚の年、妻と夏の旅行で鳥海山を登る。鳥海湖付近のニッコウキスゲのお花畑は素晴らしかった。
01年、会津の駒止湿原を歩く。周期的にニッコウキスゲの開花が大豊作になるという。そのあたり年に行き当たったようだ。一方通行の湿原をのんびりと歩く。多くのハイカーは、ニッコウキスゲの群生は感嘆していた。
22年、月山。心配していた雨がやみ、姥ケ山に登りつくと、そこはニッコウキスゲの大きなお花畑。トキソウ。やタカネナンブアザミ・コバイケイソウ・ミヤマウスユキソウ・ウサギギク・タテヤマリンドウが彩りそろえ、まさに楽園の花園である。
   
   
 2022年7月17日 月山 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ  オリンパスTG−6

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