ウラシマソウ

   サトイモ科テンナンショウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 4〜5月

特徴

浦島太郎が釣り糸をたれているのを見立てたことから。山地の木陰に生える多年草。葉は普通1個、根生し、11〜17個の小葉からなる鳥足状複葉。葉柄は高さ40〜50センチで太く茎のように見える。葉柄の基部から花茎を出し、葉の陰に紫褐色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。雌雄異株。花序の先の付属体は紫黒色で長さ60センチもある。

撮影手記

テナンショウの中では、人気のある方であり、たびたび園芸店で売られている。88年、千葉県山武市でクマガイソウを撮影した時に、近くにウラシマソウも咲いていた。この時撮影したクマガイソウは、盗掘により絶滅してしまった。

左 1988年4月28日  千葉県山武市
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 
2017年5月5日 高尾山 
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2017年5月5日 高尾山 
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
 2022年4月17日 高尾山
 キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ  
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