タチシオデ

     
  2023年4月30日 小平市 
キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  
 2023年5月5日 八王子
キャノンEOSR7 EF50ミリマクロ  
 
サルトイバラ科シオデ属

分布 本州・四国・九州

花期 4~5月

特徴

山野に生える、つる性の多年草で、長さは2~3メートル。茎は、初めは立ち上がり他の物にからみつかないが、後に上部がつる状になる。 葉は互生し、卵状楕円形で長さ5~15cm。質は薄くて光沢がなく、裏面が白色を帯びる。葉柄は2~4センチ。 花は雌雄異株で、葉腋から散形花序を出して多数つける。花弁は淡黄緑色で、雄花の花被片は6個、線状長楕円形~倒披針形で平開し反り返らず、、長さ4~5ミリ、花糸は長さ2.5~3ミリ、葯は長さ約1ミリ。花柄は長さ10~22mm。雌花の花被片は6個、長楕円形~倒披針形で反り返り、長さ2~3ミリ、花柱はなく、柱頭は3岐。花柄は長さ5~6ミリ。

撮影手記

23年、小平市でシロバナキンランを撮影後、近くに咲いていたタチシオデの雄花を撮影できた。仲間から八王子市で雌花が咲いているよと聞いて翌週尋ねたけれど、雌花は終わってしまっていたのか、雄花しか見つけられなかった。いつの日か雌花も撮影したい。

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