トラキチラン

危惧種1B類

ラン科トラキチラン属

分布 北海道・福島・栃木・埼玉・山梨・長野県

花期 8〜9月

特徴
 亜高山帯の針葉樹林帯に希に生える、高さ15〜25センチの腐生ラン。唇弁が上側についている。花は直径約2センチ、萼片と花弁は淡黄褐色色で下向きに咲く。唇弁は3裂する。側裂片は淡黄褐色で蕊柱の両側に壁状に直立する。中裂片は赤褐色の粒状突起が多数あり目立つ。唇弁の基部は長さ1センチの距になっている。名前は発見者の神谷虎吉氏より。

撮影手記
 このランは長い間幻のランとされていて、私自身簡単に見ることはできない、と思っていた。84年、MAさんが山梨県において執念で見つけた。そのとき同じくトラキチランを探していたKさんと知り合い、以後、私たちと花追い仲間に。翌週、MAさんの案内でTさんと撮影に。雨の中の撮影でカメラは壊れるし、できあがりもいまひとつ。その二年後。富士山の樹林帯でトラキチランの群落を撮影した。翌月アオキラン撮影後、トラキチランを取り直した。

左 1984年9月9日  山梨県
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
中 1986年8月19日  富士山 
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
下 1986年9月21日  山梨県
キャノンF−1 FD100ミリマクロ

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