ショウキラン

上 1984年6月24日 庚申山 キャノンF−1 FD100ミリマクロ
ラン科ショウキラン属  

分布 北海道南部・本州・四国・九州・屋久島

花期  6〜7月

特徴

山地の林内や笹原に生える葉緑素を持たない腐生ラン。和名は花の姿を鍾馗に見立てたもの。茎は直立して10〜30センチ。乳白色でやや淡紅色を帯びる。葉は退化して鱗片状。茎頂に数個の淡紅色の花をまばらにつける。花は直径3センチ、長柄がある。唇弁は袋状で中央に黄色い毛状突起がある。

撮影手記

代表的な腐生ラン。84年、TさんMさん庚申山にコウシンソウを目的に登る。幸先よくショウキランに出会い撮影。以後、ショウキランは数回出会うけれど、上の写真以上の株に出会っていない。地味な腐生ランのなかにあっては、美しい花だ。

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