セイタカスズムシソウ

希種

ラン科クモキリソウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 7月

特徴

山地の林内、岩上に生える多年草。偽球茎は卵球形。葉は長さ10センチ前後。花茎は高さ20〜40センチ。淡緑色を多数まばらにつける。側弁花とも長さ約9ミリで線形。唇弁は倒卵形で長さ9ミリふちに微鋸歯がある。

左  1989年7月23日 三ツ峠山
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
1989年7月23日 三ツ峠山
キャノンF−1 FD100ミリマクロ
1995年7月23日 三ツ峠山
キャノンF−1 タムロン90ミリマクロ
 
 撮影手記

89年、95年と三ツ峠山の草原でヤマトキソウともに撮影することができた。しかし、シカの食害により今は消滅している。 

その後、なかなか出会えなかった。17年、山梨県のある山に、スズムシソウとセイタカスズムシソウが咲いている・・情報を得て、行ってみる。山麓のスズムシソウは残念ながら終わっていた。稜線にセイタカスズムシソウらしい株を四株発見。
二週間後、ようやく一株のセイタカスズムシソウの花が開きかけ、翌週やっと開花株を撮影できた。なお、残りの三株はクモキリソウであった。
20年、Wさんから山梨県のある山のセイタカスズムシソウがちょうど見頃と聞き、喜んで出かける。たくさんのセイタカスズムシソウに出会うことができた。

右 2017年6月25日 山梨県
  オリンパスTG−4
 
 2017年7月2日 山梨県 キャノンEOS 70D EF50ミリマクロ 
     
  2020年7月12日 山梨県  キャノンEOS6DU タムロン90ミリマクロ

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