クマガイソウ

絶滅危惧2類

ラン科アツモリソウ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 4〜5月

特徴

袋状の花を、熊谷直実の背負った母衣(矢除けの布製の袋)にたとえられたもの。茎の高さは20〜40センチ。葉は扇形で直径20〜40センチ。花は直径10センチ、唇弁が袋状になる。



   
 2016年4月29日 高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ 
撮影手記

85年,埼玉県の野草を紹介する書籍に埼玉県大宮市(当時・現さいたま市)にクマガイソウが保護されていると記してあり行ってみた。民家の裏庭の竹林に保護されており、入園料払って撮影。

80年代、JR成東駅の観光案内に「クマガイソウ自生地」と表記してあった。そこは、金網に囲まれ、数本生えていた。その近くのある場所に野生のクマガイソウを見つけることができ、88年・89年は撮影することができたが、その後盗掘されて今はない。

16年高尾山において、クマガイソウとひさしぶりに対面。ボランテァの方が見回り保護しているが、盗掘が心配される。

左 1985年4月28日  埼玉県さいたま市 
キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 
   
 1988年4月28日  千葉県山武市  キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 1989年4月23日  千葉県山武市  キャノンF−1 FD100ミリマクロ
 2017年5月5日 高尾山 キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2019年4月29日 高尾山
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2019年5月5日 高尾山
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
 2021年5月2日 高尾山 
 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ
     
 2022年5月3日 高尾山 
 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ 
022年5月3日 高尾山 
 キャノンEOS6DU EF50ミリマクロ  
 

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