キソエビネ

1988年7月3日  南アルプス  キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 2001年7月6日  神奈川県  キャノンEOS−1 EF100ミリマクロ
危惧種1A類

ラン科エビネ属

分布  中部地方

花期 7月

特徴

深山の林内の林床に、ややまれに生える。最大葉は長さ20センチ、幅5センチほどで、3〜7枚つく。3〜8花がまばらにたれ気味につく。萼片は淡紅紫色、唇弁は淡黄色で先端が濃く、形状は袋状で、切れ込みはない。開花後、まもなく弁先が黄変する。

撮影手記

85年、書籍の富士山に咲くキソエビネの写真を元にMさんと富士山のお中道の樹林帯探すが空振りに。86年、南アルプス・鳳凰小屋の主人にキソエビネの情報を教えてもらう。88年、それを元にしてMさん・Kさんと南アルプスへ行き、深い森の中キソエビネを見つけることができた。
01年、Tさん・Mさんから神奈川県のある山に今咲いていると。花期が短いため休日までは待てない。午前中休みをもらい一人勇んで行く。やや遅めであったけれと開花株に出会い、うれしかった。
03年、ふたたび神奈川県の自生地に行き、満足行く撮影ができた。
 
 2003年7月6日  神奈川県  キャノンEOSー1 タムロン90ミリマクロ
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