キンラン

2001年5月3日 東京都八王子市  キャノンEOS−1 EF50ミリ・100ミリマクロ
   
2017月5月5日 高尾山 オリンパスTG−4
絶滅危惧2類

ラン科キンラン属 

分布 本州・四国・九州

花期 4〜5月

特徴

山野の林内に生える高さ40〜80センチの多年草。葉は互生し、長さ8〜15センチ。幅2〜4.5センチの広披針形で数脈があり、基部は茎を抱く。花は黄色で半開する。苞はごく小さく長さ2ミリ。萼片は長さ1.4〜1.7センチの卵状長楕円形。側花弁はやや小さい。唇弁は3裂し、側裂弁は角状で内側に巻き、ずい柱を抱く。中裂片の内側には5〜7個の隆条がある。距は短い。子房は下位で細長く、まるで花弁のように見える。

撮影手記

五月、高尾山でも尾根道を歩いていると黄色く、のっぽなキンランは目立ち、最近はよく見かける。一時は盗掘によりかなり数が減少したが、最近は保護活動が好したのか増えているような気がする。株元近くにはには、ナンバーを記している札が刺しているのが多い。そこまでしても、残念ながら盗掘はなくならない。
開花後、だんだん黄色が抜けていき、白ぽっくなっているのもある。ある、高尾山の植物の写真展を喫茶店で開いていた。その中に色抜けのキンランをシロバナキンランと、誤って表記していた。
 
  2015年5月6日 高尾山
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
 2015年5月6日 高尾山
キャノンEOS50D EF50ミリマクロ
 2016年5月8日 高尾山
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ 
     
2018年4月29日 丹沢 
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
2018年4月29日 丹沢 
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ
  2019年5月15日 高尾山
キャノンEOS70D EF50ミリマクロ 
     
2022年4月29日 府中市 
 キャノンEOS6DU EF100ミリマクロ 
2022年4月29日 府中市 
ニコン・クールピクスB600  
色抜け  2022年4月29日 府中市 
オリンパスTG−6

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