ミズアオイ

2003年9月4日 福島潟 キャノンEOS−1 タムロン90ミリマクロ
絶滅危惧2類

ミズアオイ科ミズアオイ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 8〜9月

特徴

水湿地に生え、葉の形がカンアオイに似ていることから。昔は葉を食用にしていた。水田や沼、湿地に生える高さ20〜40センチの1年草。根生葉は10〜20センチの長い柄かあり、葉身は長さ・幅とも5〜10センチの心形で厚く光沢がある。茎の柄は短い。花序は葉より長く伸び、青紫色の花を総状に多数つける。花は直径2,5〜3センチ。花披片は6個あり、内花披片のほうがやや幅ひろい。雄しべは6個あり1個は長くて花糸にカギ状の突起があり、葯は黄色。

撮影手記

かっては水田のやっかいな雑草も農薬の普及により絶滅危惧種に指定されてしまった。新潟県豊栄町の渡り鳥の飛来地として有名な福島潟では、ミズアオイが昔しのままに盛況に生い茂っている。なお、帰化植物のホテイアオイは世界三大雑草・害草にあげられている。

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