チカラシバ

   
 1988年10月9日 千葉県山武市
キャノンF−1 FD50ミリマクロ
 
 イネ科チカラシバ属

分布 北海道・本州・四国・九州

花期 8〜10月

特徴

土にしっかりと生え、容易にぬけないことから。日当たりの良い草地に普通に生えている高さ50〜80センチの多年草。茎は多数叢生し、大きな株を作る。稈は分枝しない。葉は根元に集まってつき、線形で長さ30〜70センチ、幅4〜7ミリ。質は硬く、表面は平坦でざらつく。葉舌は発達せず、短い毛の列になっている。葉鞘はやや扁平で竜骨をなし、上端に長い毛がある。花序は円柱形で直立し、長さ10〜20センチ、径は総苞片を含み4〜5センチ、基部に暗紫色の剛毛のある小穂を多数つける。小穂は披針形、長さ7〜8nl、小花が2個ある。第一苞頴はごく小さく、第二苞頴は明らかに脈がある。

撮影手記

名前の通り力強い草。除草するには、さぞかし、やっかいだろう。

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